学校裏サイトとは

学校裏サイト

学校裏サイトとは

学校裏サイトとは別名「学校非公式サイト」とも呼ばれている非公式のコミュニティサイトで、特定の学校の話題や情報に関して各々が語り合います。一見すると健全なコミュニケーションの場にも受け取れますが、そのイメージや印象は最悪です。

学校裏サイトにそのようなレッテルが貼られたのは2006年頃だとされています。

当時、情報社会論を専門的に扱う群馬大学大学院社会情報学部教授の下田博次氏のもとへ赴いたニュース番組の取材スタッフが学校裏サイトの調査資料に目を向けた事がきっかけで、マスコミが注目するようになり、FM群馬をはじめ、様々なメディアで特集が組まれるようになりました。

学校裏サイトの始まりは不明とされていますが、下田博次氏が裏サイトの調査に乗り出したのが2004年であり、その2年前から存在していると言われているので少なくとも「2002年からあった」とされています。

学校裏サイトにおける事件

そんな学校裏サイトのイメージが決まったのは2007年9月に起こった神戸市須磨区の滝川高校いじめ自殺事件です。

この事件の被害者である自殺した男子学生は裏サイトで誹謗中傷や侮辱的な文章を書き込み、裸の写真の投稿が発覚し、当時西宮市に住んでいたフットサルの仲間であり同級生でもある男子生徒を恐喝未遂容疑で逮捕しています。この苛めに関わった加害者は4名おり、残りの3名も逮捕されました。当時の神戸地検は「少年院送致が相当」とする意見書を付け、処罰されましたが、この裏サイトの管理者には2008年5月に民事で責任を問われて55万円の損害賠償の支払いが命じられています。この事件によって認知度が高まりましたが、当時放送されていたドラマ「金八先生」の第8シーズンでも取り上げられた事も大きいです。
このように学校裏サイトはただでさえ匿名性の高さゆえにリンチしやすいところが強いネットを有しているだけでなく、学校という特殊及び密室的な空間のせいで集団意識や悪意の共有のしやすさが問題視されています。実際にモンスターペアレントの書き込みや在校生のデマや中傷が相次いでおり、引っ越しを余儀なくされる被害が少なくないです。